いい家が建てられる大工さんは、そのことによって、
例えばじゃあ、広告ということに関しては、全然勉強しないで今日まできたのに、でも、まぁまぁまぁまぁ、何とか、仕事は何とか回ってる。
別にウハウハじゃないけども何とか回ってる。

…っていう人が、ちょっと広告なり、そういうことを、
接客なり、勉強したら、

ちょっとスゴイことになるんじゃないの？
っていうことを、考えてる。

実際、そうだと思うし、多分、売れてる人と売れてない人って、100倍努力してるかっつったら、そんなことはないと思う。

そうねぇ。

あのね、あのー、ホントに売れてるところなんて
ホントちょっとの差だと思う。
街とかでも、それを感じるんだ。

ちょっとのきっかけだったり…

ホントちょっとのきっかけだったり。

よく自分が言うことだけれども、西と東に同じコンビニがあって、西に100メートル、東に100メートルのところに
定価販売の店があったら、
まぁ、多分ほとんど同じようなものが売ってるんでしょうけども、
そしたら、オレだったら

店員さんがニッコリしてくれる方に行くかな？とか、
多分その程度のことで。ホントそんなちょっとのことなんだけど、でも、こっちにニッコリしてくれる店員さんがいたら
オレは週7日のうち、

5日間こっちに行って、2日間あっちに行くかというと、そうじゃないじゃん？

7日間とも、こっちに行くじゃん？

そうだね。

ね？
そこがおっきいな、っていう。

しかし、その差はホンのちょっと…

ホンのちょっと。
こういったことは、何となく、お客さんとやり取りしてる中で、ぼんやりと思ってきたことなんだよね。
それを今年かねぇ？

独立してしばらく経って…
やっぱり、独立してやってくと、今まで十何年間、勤め人やってた頃とは、何か、何だろうな･･･
アンテナの立ち方が変わるのかもしんないけど、もっとお客さんに
「どういうことを伝えていったらいいのかね？」
って考えていったら、この辺なのかなぁっていうのもあって。

「何かを伝えたい」っていうところで、じゃあ、ココじゃねえかっていう……
っていうのがあったんだよねぇ。

で、それは地元でやったら、できんじゃねえの？
とりあえずね。とりあえず、地元でやったらできんじゃないのかな？っていう……

まずはじゃあ、自分のお客さんから声をかけて、そういった勉強会みたいなものを
荒川を越えずに、やってみようかなっていう。

うーん、まぁまぁ、そうそう。（笑）
まずはね、そうそうそう。
荒川をね、越えずに。

何故かこう荒川を越えるっていうのは
一つのカベだったりするからね、この辺の。

荒川っていうのは、埼玉県と東京都の県境に流れる川で、荒川を渡ったところに東京都があるわけなんですけど。

オレなんかもバンドをやってたときに、さ。
埼玉の人とかさ、大宮とかさ、川口に住んでるバンド仲間とかも「あいつは川を越えてったよ」って･･･

ああーーっ…

川口でライブをやるとか、
大宮でライブをやるっていうことから…

東京進出みたいな……

恵比寿とかでライブやると、
「あいつは川を越えて行ったヤツだ」みたいな。

へぇーーーっ……
あぁ、なるほどねぇ。

そういう風に言われたりしてたよ（笑）
半分冗談でね。