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カテゴリー:ちょいマー会

06/11/07
3.勉強してないのは最大の強み
栗ちゃん
そう、だから川を越えるっていうのもねぇ、
今は、具体的には考えていないけど、
何年かしたときに、
今さっき言った、ウチはじゃあ、
ホントにもういろんな意味で、
都内のハードルが高いんだったら、
そこまでの小さな階段を3段なら3段、
そんで足んないんだったら、5段でも10段でも作って、
ちっちゃぁーーーい階段を
一段一段低ーい階段を作って。

「オレの中では今、価値と値段が釣り合ってるよ」と、
っていう人がでてきてくれたら、
それは都内にバンバン出てさ、色んな勉強をすれば、
そのころにはスゴイ実力がついてる。

本当にねぇ、勉強していないっていうのは
ホント最大の強みで、『のびしろ』ってね。

かわけん
「のびしろ」ね。


栗ちゃん
伸びる余裕というか、ポテンシャルがひじょーに高い。
まだまだ余地ありみたいな。

あのー、前ね、
バイク屋さんのお客さんと話したときに、
全日本クラスのお客さんなんだけど、
かわけん
全日本クラスのレースの?
栗ちゃん
そう。
バイクの全日本選手権の去年のチャンピオンチーム。
そのチームの監督さんの…社長さんだね。
話しているときに、
ウチのちょいマー会のコンセプトを話したときに、
その人のね、そこに置いてあるマシーンを見て、
「このマシーンをコンマ一秒上げるのって
すごい大変ですよね」っていう話で。
かわけん
うんうん。
タイムをね。
栗ちゃん
タイムをね、そう。
もう仕上がっちゃってるから。
「このマシーンを更にコンマ一秒縮めてくれ」
っていうのは、すごい大変なんだけど、
そこら走ってる市販のバイクを
その人、そのメカニックの社長さんが多分、
ちょっとこう、お金とかそんな使わないでも
チョチョチョッっていじったら、
多分、2秒とか3秒とかサーキット走ったらね、
平気で上がっちゃう、と思うのよ。
…そういう状態だと思うのよ。

市販のバイクでも、車でもいいんだけど、
そのまんまの、特に何もいじってない状態が、
普通の会社の状態だとしたら…

そういうところを、その道のプロっていうかさ、
ちょっと前を歩いてる先輩が、
「ここをちょっといじってみ」とか
「ちょっと締めてみ」とか、
「ここのサスペンションをどうのこうの」って、
詳しいことはよくわからないけど、
「やってみ」っつったら、ピュッてタイムが
あがっちゃうんじゃねえかなっていう。
かわけん
いい例えだね、それは。

栗ちゃん
それを思って。
そういうことができたら、いいなぁて思って。
それでちょいマー会って名前…

「ちょっとの差でおっきな成果をあげる
マーケティングを実践する中小企業の会」

…って合ってる?
かわけん
よく言えました。
栗ちゃん
はい、合ってますか?(笑)
でも、ホントにそう。
ちょっとの差…
しかもあんまりお金掛かんない、ちょっとの差。
かわけん
うん、その一個のアイディアみたいなのが、
どれだけ大きな効果が出るかっていうことだよね。
    
栗ちゃん
そうそうそう。
     この一点に全力投球もいいんだけど、
コンビニだったら、じゃあまずは、一個、
「笑顔で行こう」…スマイル0円じゃないけど。

あと、じゃあ、
わかりやすいPOPつけてみよっかとか。
この多分、単価何十円じゃないかと思うんだよね。
とかそういう…

「いらっしゃいませ」って
ちゃんと声かけようぜとか、
「いらっしゃいませ」より「こんにちは」って
言った方がいんじゃねえ?とか。

何か本当にチョチョチョチョッていう、
いくつかの複合技で
全然違うんじゃねえですか?っていう仮定、仮説。
でも、多分そうだよ。
かわけん
そうねぇ。
栗ちゃん
そういうのを伝えたい。
で、できればやっぱり、これもハードルを下げる
っていう中の一つなんだけど、
料金もそうだと思うし、環境もそうだと思うし、
シーンとした冷たい感じの、
「隣の人誰なんだろう?怖い人かな?」みたいな。
「何かメガネがキラッと光った気がする」とか、
そういったのって、なるべくね、
なるべく排除してって…

で、もう一つは、講師の人。
ウチができる大きなことは講師の人を…
上場企業の会長さんとか来てもらっちゃったら、
「いい話は聞いちゃったけど、
あの人は特別だよねぇ」って話に
なっちゃうかなぁと思うので…

なるべくオレは、年齢とかも、
まぁ、なるべくそうだと思うし、
何よりも大切だなぁと思うのは、
自分よりも半年か、一年、二年くらいの
ちょっと先輩。
かわけん
先輩というと?
栗ちゃん
先輩っていうと、何だろうな?
こういう勉強に関して、気づいて…
よく言うじゃん、「一歩目が大切だ」とかいう。

 「一歩目」が一番難しいし、その一歩目を
「半年前に踏み出したんですよ」とかっていう、
「一年前に踏み出してみたら、
一年後の今日、とりあえずここまで来たけど、
その道とかでこんないい事があったし、
こんなことろ、ちょっと気をつけた方がいいですよ」
ていう話を、身近にしてくれるような人を
講師で呼べたら、

参加者の人が、受講生の人が、
「あぁ、もうちょっと頑張ったら、
この人の、この講師の尻尾くらいは
手が届くような気もしないでもないぞ」
というぐらいの人を。
かわけん
うんうん。
現実的だよね。 
  大成功者ではないけれども、
「こういうことをやったのがきっかけで
こういう状況になってます」ってことでしょ?
それを、こう赤裸々に話して。
栗ちゃん
そう、赤裸々にね。
そうそうそうそう。
「オレ、こんなことやっちゃったぜ!
これ、実話ですよ、三ヶ月前にドーン!」
みたいな、話をね、してくれるとか。

かわけんにも今、
講師とかやってもらってるけど、
実際、そういうのがあるわけじゃない?
ここ、一年、二年とかの間に。
今、小冊子だけじゃないんだけど、
ひょっとしたら10年20年の大ベテランなのか?
って言ったらそうじゃないよ、と。
かわけん
そうだね。
栗ちゃん
「年はいくつなんですか?」と。
「あ、年下なんだぁ」みたいな。
親しみ易かったりしちゃったりして、
とかっていう、そういう人が一番いいんだよねぇ。
     
かわけん
講師として?
栗ちゃん
講師として。
「かわけんさんってスゲエなぁ。
でも、オレも今日、出発…
今日、一歩目を踏み出したら、
来年はかわけんさんみたいになれるかも?
わかんないけど。
なんとかなるんじゃねえか?」みたいな。
かわけん
なれる、なれる。
栗ちゃん
「どうなんですかねぇ、かわけんさん?」って、
懇親会で直接聞いたら今みたいにね、
「なれる、ホントなれる」
っていうような話をしてくれるようなね。
そんなのが、うん、そんなようなのがいいなぁ。

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