» Next: 6.外部定規 de 仮面の私
« Prev: 4.ウソつき時代
カテゴリー:ラヂオのゲスト

07/08/30
5.65億人分の1
小野さん
その、6年間の闘病期間の間、
病院にほとんどいるから、

学校が、休みのときは、
必ず、病院に行く。
っていう状態だったのね。

そのときに、
骨肉種も右ひざだったので、
入院するのは、

整形外科病棟なんですよ。


そうすると、
うちの母親みたいなガン系の病人と、

あと、ホントに怪我して入ってきた人、
骨を折りました。とか、
交通事故でした。っとかていうふうに、
怪我をして入って来た人が、

混在する病棟なんですよ。
整形外科は。


そうすると、怪我した人は、
完治して出て行く。

で、病気の人たちは、
とりあえず、今回の手術は、
終わったから、一旦出て、

で、また戻ってくる。
っていう状態の人がいるわけよ。


で、そういう中で、



死に近づいていく人、

っていうのは、


わかるようになるんですよ。
IMG_2124wakaruyouninarunndesuyo.jpg


栗ちゃん
へぇー。
小野さん
で、そうすると人間は、
あのね。

ものすごいね!


理不尽になる人がいるのね。



死を目前とした時に。
栗ちゃん
近づいてくると・・・。
小野さん
だから、ホントに、
アンバランスだし。
栗ちゃん
そりゃそうだよねー。
小野さん
そう。
安全っていう、
状態じゃなくなるわけじゃん!

生命としての存在がね。


で、そうすると、
すごく、
アンバランスな状態になって、

看護婦さんに当り散らす、
まわりの人たちに辛く当たる。

「何で、オレが!」
「何で、アタシが!」

って言って、
暴れまくるんだよね。


それが、フッとね、


しずかぁーーーになる時がある。

ホントにフッて。



そうすると、死ぬんですよ。
栗ちゃん
・・・ほーーー。
小野さん
でも、それは、

死期を、
自分で受け入れたことなのね。


死ぬということを。


そうすると、人間は、
ものすごく、平和な顔になって、
柔らかくなって、人に優しくなって、


最後の自分の幕を、

引くっていうことを、し始めるんだよね。


それは、誰も、
「いつ、あなたは、死にますよ。」
なんて言わないわけよ。


本能として、
やってる部分があるからね。
栗ちゃん
自分で感じ取るんだ。
小野さん
うん。

そういうのを見ると、
人間というものの、
幸せって何だろうか?
とか、


死を受け入れて、
生きていく人間、
いずれ、誰でも死ぬわけだから、

病気で死ぬという、
死期の近づき方もあれば、

ある日突然、交通事故で、
亡くなってしまう方もいらっしゃれば、

身近に、事件が起こったりする人達も、
いるわけでしょ。

そういう、死っていうのは、
いずれ、誰でも死ぬんだけど、


普段、全然、意識してないよね。

でも、いずれ死ぬ、

人間なんだ。



だから、
自分が、今、生きてる、
この時間って、
限りがあるんだよね。


有限の中を、自分はいるんだ。
と、思ったときに、


ホントに自分が、

心地イイことだったり、
楽しいことだったり、
悲しいことだったり、
辛いことだったり、

っていうのを、一つひとつ、
丁寧にしていくってことが、

大事なんじゃないか!



っていうのは、
いろんな、死に直面した人の姿や、
実際、うちの母親が、
死んでいく様を、

見て感じたことなんだよね。



そういう死の間際に、全然、
お見舞いに来てくれない人もいるわけ。

寂しく亡くなっていく方もいれば、
大勢の家族に囲まれて、
看取られて逝く方もいらっしゃれば、



で、やっぱりそこで、

人との関わりとか、
絆っていうものも、

強く感じたこともあったし、



そうすると、今、接している、
自分の目の前にいる、
邦ちゃん(←栗ちゃんのことです)だったら、
邦ちゃんで、

この地球上に65億人いると、
言われているのね。

その、65億人分の1なわけじゃない。

で、私も65億分の1なわけじゃない。

そうすると、こんな65億人いて、
この同じ国の、同じ時代の、
そして、同じ東京で、
会える人っていうものが、


自分の、有限の時間の中で、
そもそも、限られてくるわけじゃない。


そうすると、そういう人々に対して、

自分が、一体どんな人でありたいか?

っていったら、

少なくともその人にとって、
いやな存在で、いたくはないのね。

その人にとって、

何かプラスになるような、
存在でありたい。

っていうのがあるわけよね。


そうした時に、
自分が今まで、思ってた、

普通て何よ?

みんな、それぞれでいいじゃない!

多様性でいいじゃない!

いろんな人がいてイイ。

っていう部分を、訴えていきたいとか。

その人、一人ひとりに、
美しさが、あるんだってことを、

誰が変わってる。
とかじゃなくて、


私の中にも、
私の美しさが、たぶんあるだろうし、
あなたの中にも、あなたの美しさがある。

そういうものを、
お互いが引き上げていける、
引き出していける社会って、


ホントに平和でいいよね!
とか。っていうことで、




その中で、
今まで自分が、やってきたものの中で
そういうものが、一番、
近道としてしやすいものが、


イメージの力を、使っていくことだな。
っていうふうに、気づいて、


それで、今は、

イメージワーク、
っていうものを軸にした、
IMG_2161ime-jiwa-kutteiuonowojikunisita.jpg


個人セッションと、

企業の法人の中で、研修を行ったり、

あと、
講演会をやったり、
とかっていうふうに活動してるね。
栗ちゃん
この先とかって、
それは、どういう方向に?



前、ほらっ!なんか、


「女性に向けて発信したいのよねー!」

とかってあったじゃない?



「6.外部定規 de 仮面の私」へ続きます
コメント(2) | トラックバック(0)

コメント

・・・・(T_T) (T_T) (T_T)

涙出そう・・・・です・・・・

いい女だなーーー ユウコちゃんは・・・(シミジミ)

このページの イメージ日記のアップが見たいなーー♪

栗ちゃんさま
素晴らしい 特集をありがとうございますm(__)m

ポテクミさんへ♪


でしょでしょ???


ほんっとにね~...


この愛が根底に深く強く流れてるから、


姫のスキルがまたより強く活きて来るんだよねぇ...


日記はあとで送るね♪





トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kuriradio.jp/mt/mt-tb.cgi/333

» Next: 6.外部定規 de 仮面の私
« Prev: 4.ウソつき時代
カテゴリー:ラヂオのゲスト