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07/09/10
8.そこから抜け出す方法
栗ちゃん
姫にしかできないこと。
小野さん
アタシにしかできないことは、


アタシであろうと、
もがいていくことだね。
IMG_2156ataswidearoutomogaiteikukoto.jpg


栗ちゃん
どういうこと?
小野さん
だから、
人はみんな不完全だからね。

だから、
私もすごい不完全なんですよ。

で、いやなヤツのときもあるし、


自分が嫌いなヤツに対しては、

徹底的にヤな人間になるからね。
栗ちゃん
へーー。
小野さん
っていうところもあったりして。
栗ちゃん
みんなが好きなわけじゃないんだ!!


あったりめーだよね!(笑)
小野さん
でもね、
そこから抜け出す方法っていうのを、

最近・・・。



わかった。
栗ちゃん
それ教えて!!!
小野さん
あるときね。




すごい、今まで苦労してきたことが、
その人のためにやってきたことが、
全然、実を結ばなくて。

っていう状況になったときがあったわけ。


そうすると私は、
その人のために、やってきたのに。
っていって、

その人のために、やったんだから。
っいって、


その人をターゲットに、

もう、憎憎しく思うわけ。



よく考えてみたらとおもって、

その人のためにって言ってたのは、

結局アタシは、その人のために、
自分が尽くしたその対価を、
もらおうとしてただけ。
なわけよ。



だから、その人が、
アタシが尽すことによって、


例えば、
1点しかとれなかったのが、
50点になった時に、

その50点になったおこぼれを、
あたしに回ってくればいいな。



っていう卑しい根性が、
アタシにあったんじゃないか?

って思ったわけ。



そうすると、その人のために、
尽くしたとか、やったとかって、
言いつつも、


結局そこには、
自分が、
一線には立たずに、


その人を、
一線に立たせることで、
栗ちゃん
あーーー!
小野さん
そのおこぼれをもらうっていう、


ただ、一線には立たないで。



というような卑しい根性が、
あったんじゃないかしら。

っていうふうに思ったときに、



あっ!

これは、ちゃんと自分で、
自分の事を、前面に出してやっていく、

ってことを教えてもらえたんだな。
って思ったら、



むしろ感謝したのね。
栗ちゃん
へぇーーー。
IMG_2155sikounopata-nnnosihuto.jpg


小野さん
そこって、結局、
起こっていることって、


思考のパターンのシフトなんです。
栗ちゃん
うんうんうん。
小野さん
うん。

それは、何がシフトされてるか?
って言うと、


「あなたのために!」

って言ってる時は、


自分が、主人公になってない、
考え方なのね。


自分の行動の責任が、

相手に、移っちゃっている状態を、
つくろうとしているわけ。

今、こんなことになちゃったのは、
あの人のせいだっ!っていうのは、

自己責任じゃない状態に、
しようとしてるでしょ。



でも、それを自己責任として、
とらえたときに、

じゃあ、アタシは、
あの人を、掲げる事で、

自分はその分、楽をしていようと、
したんじゃないか?

っていう行動責任が、
自分に移った考え方になったわけよ。



これは、
自分が主人公である意識が、
強まったことなわけよ。


そうすると、
自分を、
主人公にさえすれば、


そこへの、憎しみだとかも消えるし、

自分の中に、
こういうことを、教われたんだ。

っていう感謝にも変えることができるわけ。


だから、この小野裕子が、
小野裕子であろうとし、

あがくことっていうのは、


『自分が、この人生の主人公である。』


っていう意識を常に持ち続ける。
っていうことに、


戦ってるっていうことだよね。
栗ちゃん
ほーーー。
そっか。なんかわかる。
小野さん
うん。みんなそう思ってる。
栗ちゃん
そうだよね。
IMG_2163sousoukunityannhakunityann.jpg


小野さん
そうそう。

邦ちゃんは、
邦ちゃんっていう人間が、
邦ちゃんたろうとしている。

邦ちゃんの人生は、
邦ちゃんが主人公だし。

なっちゃんの人生は、
なっちゃんが主人公なのよ。

誰にも変えられないわけよ。

で、この主人公意識を、
自分に取り戻していくことが、

大事だと。
栗ちゃん
ふーーん。
そっか・・・それであがいて。



最後になりますけど。
あっという間なんですけど。


で、それで姫はあがいて、
さっきのいうとこのイメージじゃないけど、


私の幸せの形

あるじゃない!



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