» Next: 7.初優勝
« Prev: 5.「また来た、あの子。」
カテゴリー:ラヂオのゲスト

08/09/01
6.人間としての欲
山郷さん
やっぱり私は、
毎日ちゃんとトレーニングをして、
1週間、次の相手に対して、
しっかりした準備をして、
試合を迎えたい。

栗ちゃん
じゃあ、1つの大きな夢があって、

IMG_4922ookinayumegaatte.jpg


海外に行ってプレイして、
夢を実現させて、

でも、実際にやってみたら、
ステキな部分とそうでない部分と、
って、いろんな部分も見えて。
山郷さん
だから、それで帰ってきて、
浦和レッズになって、
半年後に戻ってきたっていう。

まあ、入れてくれたっていう、
感じなんですけど。

元々、レイナスだったんですけど、
レイナスを辞めて、

アメリカに行ってる間に、
レイナスがレッズになって。
栗ちゃん
ちょうどその時なんですね。
山郷さん
帰ってきて、
チームを探すというよりも、

「絶対、地元でやりたい!」
っていうのも強かったので。
栗ちゃん
じゃあ、ホントに、
自然な流れだったんですね。
山郷さん
そうですね。

自分は、
「プロ選手になりたい!」
という夢もあったので、

もし、レッズに入って、
いつかなれたらいいなって願望は、
すごくありましたね。

IMG_4932sugokuarimasitane.jpg


栗ちゃん
プロ選手になる時って、
何かあったんですか?

我々からすると、
プロとしてやっていくっていうのは、
やっぱけっこう、決意というか。
山郷さん
私の場合は、

サッカー中心で、
24時間生活するっていう環境を、
何年か前に経験してて、

それで、やっぱり、
その時も30才だったのかな。

プロ選手としてやるには・・・

そんなに長くはできないだろう。
っていう、


だから、最後にじゃないけど、
プロっていう、
24時間サッカーに時間を費やす。
っていう環境を、

そこで自分で勝負したいっていう、
気持ちがすごく強かったので、

レッズが「プロ選手を取る」
って言ってくれた時には、


逆にちょっと迷いましたけど・・・


迷ったっていうのは、

やっぱり先があるわけでもないので、
プロっていうのは。
栗ちゃん
そうですよね。
山郷さん
ずっと選手として、
やっていけるわけでもないし。

その当時、成立学園に、
アメリカから帰ってきたら、
そのまま、また、
お世話になったんですね。


仕事っていっても、

本当に、サッカー中心で、
環境を整えてくれて、
ちゃんとお給料ももらえて、

「サッカーの時間になったら、
帰っていいよ。」
っていうふうに、

成立学園が
サポートしてくれてたんですよ。


そういう環境に、
ちょっと甘えてた。

っていうのもあったので、

そこでちょっと迷って、

「でも、成立学園は甘えだな。
甘えてるから、迷ってるんだな。」

っていうことに気づいて、

やっぱり「勝負しよう!」と思って。

IMG_4957.jpgsyoubusiyouotoomotte.jpg


栗ちゃん
そこはやっぱり、
誰もが同じことを思うのかな?
プロとして一本立ちっていう時は。

やっぱりね、ゼロからの一本立ちだと、
逆に、いいのかも知れないですけど...


我々の世界だと、
サラリーマンが、

年収に、満足はしてないけど、
でも、食っていくには、
オッケーな収入があるのに、

あえてその状況から、
ハイリスクハイリターンというか、
プロという世界に、
出て行くっていうところでの
決意ってあると思うんですけど、

同じことが起きてるんですね。
山郷さん
起きましたね。


でも、その時って、
やっぱり・・・



「人間としての欲」


っていうのが出たのかな。
って思いましたね。


「私はサッカーで勝負したい!」
って、
ずっと思ってたのにもかかわらず、

「いざ、決めなさい」っていう時に、

「こっちにいたら、安全じゃん」

っていう自分がいて、

こっちだと、
いつどうなるかは分からない。


自分にそれが起きて、

「どうか?」

っていった時に、
それを迷った自分がいるっていうのは、
栗ちゃん
ちょっと意外でした?
もしかして。

「7.初優勝」へ続きます
コメント(0) | トラックバック(0)

コメント





トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kuriradio.jp/mt/mt-tb.cgi/478

» Next: 7.初優勝
« Prev: 5.「また来た、あの子。」
カテゴリー:ラヂオのゲスト