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07/09/20
2.中小企業への思い入れ
栗ちゃん
何年ぐらい?

中小企業に対して、
こういう活動っちゅうか、
講師というか。


やってるんですか?
山口さん
あのね、
最初は、・・・30歳ぐらいだったかな。

20年前。
栗ちゃん
今、50なんですよね。

意外に。
山口さん
そうそう。

その時に、
ある、コンサルタント会社に、
いたんですよ。

社員としてね。


30人ぐらいの、
会社だったんだけどね。


その時に、
指導してる先っていうのが、


コンサルタント会社に、
会社全体を丸ごとっていったら、

大きな会社しかなかったんでね。




その会社の、例えば、

得意先であったり、
下請けであったりすると、

中小企業の規模になるでしょ。


自分たちのことよりも、
関連の会社とかね、
っていうところを、


たくさん、仕事として、
コンサルティングの仕事を、
やってたんですよね。
栗ちゃん
へぇー。
山口さん
例えば、
松下電器という、
大きな会社があります。


松下電器の製品を、

実際に、作ったり、
売ったりしているところって、


そこの電気屋さんであったりとか、
町工場であったりする。


そこは、
中小企業じゃないですか。



そういうところを、
もうちょっと、
効率よくしたりとか、

あるいは、
人と接するときは、
どうした方がいいとかは、



自分たち本体では、
なかなか伝えられない。


大きいからね。



だから、
我々みたいな、外部の人間を、

呼んで、
指導してもらうわけだよね。






もともと、自分も、
就職した先は、

神戸の食品会社だったんですよ。

そこの会社は、
大きい会社だったんだけど、


でも、
自分たちの得意先っていうのが、

中小企業だったんだよね。
栗ちゃん
食品を収める相手。
山口さん
そうそう。

小売店であったり、
あるいは、飲食店さんね。
栗ちゃん
そこに、
営業マンとして、
行っていたわけですよね。
山口さん
そうそう。

タッチしてたのは、
町のレストランとか、

そういうところが、
多かったのね。


だから、
中小企業とは、
ずーっとですから、



ま、逆に言うと、

生まれたときから。

みたいなかんじですよね。
栗ちゃん
あーそうか、そうか。

神戸のわりと、
中小企業な感じの、
町の生まれでしたよね?
山口さん
そうそう。

三宮ってところ。

三宮から程近い商店街で、
生まれて、育ってて、


だから、
目の前ってのが、

布団屋さんやら、

下駄屋さんやら、

お菓子屋さんやら、

電気屋さんやら、

IMG_2207sutorippu.jpg


ストリップ劇場やらね。(笑)
栗ちゃん
笑ってますけど。(笑)
山口さん
そういう中で、
一歩、ちょっと裏行くと、

町工場があったりね。


その中で育ってます。

自分の家も、
仕立て屋の職人でしたからね。
栗ちゃん
自分の親が。
山口さん
そうそう。

中小企業の中で育ってきた。
っていう感じするよね。
栗ちゃん
その辺がね、
ここ2年とか、
毎月とは言わないけど、


でも、いっときは毎月か、
それ以上ぐらいのペースで、
一緒にいろいろと、


それこそ新潟に、
一緒に行ったこともあったし、


その間、新幹線の中で、

ガッチリ
話したこともあったじゃないですか。
IMG_2226gattirihanasita.jpg


山口さん
話したね。
栗ちゃん
中小企業への思いれって、
すごい強いですよね。


途中で、
自分の歩いてきた過程では、

大企業とか、
いろんな選択肢があったんですよね。



そんなことを聞いたことが。


でも、
そんだけ中小企業に、
こだわるっていう。


今、聞いたような、
その辺のヒントちゅうか、

生まれ育った町とかに、
あるんだろうな。
山口さん
そこがやっぱり強いよね。

やっぱりあの、なんていうかな・・・。
栗ちゃん
中小の痛みとか、
見てきたりしたわけじゃないですか。

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